今年の釣り始めは船ではない。
じつは船外機を売ることにしたのだ。
維持費も低く、燃費のいい4st 50馬力をなぜ売るのか自問自答するところだが、大人には色々事情があるものだ。
もっともこれからは知り合いに乗せてもらおうと横着な考えをしている自分がいる。
さてそれはさて置き今年最初の獲物は例年なら当然ヤリイカである。
しかもテーラーで狙うのだが、昨年は船(ルアー系)に力を注いだ為、磯竿の準備をしていない。
面倒なのでエギングすることにした。
今日はホント久々にエメラルダスの出番だ。
この竿のいいところは軽いことと感度が凄いこと。そしてそれ以上に大きいのがインナーラインは周りを威嚇する大きな音が立つこと(冗談)。
さて例年最もお世話になる島根半島表東端の港に今日もやって来た。
例年ならテーラーを使う人が対岸の石積防波堤にもいるのに今日は姿が見えない。
どうやらまだ時期が早いようだ。昨年と水温が殆ど変わらないはずなのに・・・。
その替わりと言っては変だが、境水道沿いの漁港でもシマメイカが釣れているようだ。
キャストする度に小刻みなしゃくりを入れながら釣りをすると、数投目、根に引っ掛かったような感触から、エギがグイグイ引っ張られた。
勿論この時シマメを確信した。が・・・そばまで寄せると様子が変だ・・・。
なんとアオリイカ(400gぐらいか)。
僕自身、防波堤からこの時期アオリを釣ったのは初めてだ。
アオリを本気ではじめてから随分経つが、この時期こんな浅い場所(水深3mぐらい)で釣れたのはこれが初めてのような気がする。
もちろん地磯のワンドでは釣れることがあるのだが、まさかこんな防波堤で釣れるとは。
しかもこの後アオリ500g前後と白いかを立て続けに追加。
まだ1時間経ってないのに。
しかし、その後の当りは途絶えた。まあ3杯もあれば十分だが。
ここでエギングを辞めてメバリングすることにした。
ここでは釣れない為、水道側の常夜灯のある漁港に移動。
ここで小型のメバル・カサゴ・シーバス・アジが釣れて5目を達成。
小魚だったのでリリースしたが、年末幸先のいいスタートになった。